林野庁の森林資源データを点群データで見る
林野庁から高精度な森林資源データ(0.5mDEMその他様々)が公開されました。
森林とはいいつつも、森林以外の場所もデータが複利的に取得されています。
公開されているデータのうち栃木県の一部を点群データにして流行りのCOPCでホストして可視化します。
こうしてみるとcmレベルのメッシュの細かさが良く分かります。
作業の流れ
1.G空間情報センターから公開されているDEMデータはgeotiffになっている。
2.まずQGISで点群データに(GRASSのr.out.xyz)。
3.CloudCompareでlasに保存。
4.ふたたびQGISでCOPCに(最新のQGIS点群回りの機能がすごく増えてる)。
5.COPC Viewerで閲覧。
LRTの運行ルートをCesiumでマップ
PLATEAUデータの試験配信が開始されていた
登記所備付地図をFlatGeobufにしてMapLibreで遊んだ
とりあえずデモはこちら
作業の流れ
1.G空間情報センターで公開されている登記所備付地図の仙台市太白区をダウンロード。
2.ファイルの中からシェルコマンドで公共座標のxmlファイルのみ抽出。
3.デジタル庁から公開されているmojxml2geojsonでgeojsonに変換。
3.QGISで単一ファイルに結合、FlatGeobufに変換。
ここで複数のgeojsonファイルを結合していますが、QGISで作業するとファイルパスやレイヤーのフィールドができるので注意。
※オプションで設定を外せばできない。
4.GitHubにアップロード、Pagesで公開。
5.MapLibreを書いて終了。
公共座標xmlの抽出は以前にQiitaで公開したもの。
qiita.com
このくらいの範囲で容量は22MB程なのでgithubにホスティングできます。
ベクトルタイルにしなくともこのように簡単にホスティングできて引っ張ってこれると便利です。
座標返還の流れメモ
公開されているxmlファイル(平面直角座標〇系)
↓
mojxml2geojsonで変換したgeojsonファイル(JGD2011経緯度座標)
↓
QGISで変換したFlatGeobuf(WGS84)